【はてなブログ】気をつけて!リライト後の「カスタムURLに変更」
「うわ!これ、どうなっちゃったんだ!?」
もうじき日付が変わろうかという深夜のリビングに響き渡った、ぼくの大声。
何が起きたのかというと、リライトした記事を「更新」しようとして、やってはいけないことをやっちゃったんです。
はてなブロガーの方々に「他山の石」としていただくべく……
今回はぼくの失敗と、それをどうリカバーしたかについて。
スマホで投稿→PCでリライトしたら…
おとといの晩ぼくは、この記事の第1弾を……
帰宅途上の電車内でスマートフォンを使って書き、21時過ぎに投稿しました。
★この時点でのURL→ https://kobone-chaser.hatenablog.com/entry/2020/01/16/新型コロナウィルスで急浮上の「濃厚接触」と
ただ皆さんご存じかと思いますが、はてなのスマホアプリでブログを作成すると、文字の装飾とかリンク貼り付けとかが制限されます。
そこで家に帰った後、パソコンを使いリライト。そして「更新する」をクリック。
その際、先のスマホ投稿時に忘れていた2つのことをしました。
1つはカテゴリー分類(これは問題なし)。
そしてもう1つが「カスタムURLの設定」でした。
「カスタムURL」は設定したほうがいいらしい
はてなブログでは記事のURL(≒アドレス)の一部を、自分の好きな文字列に変更可能です。この機能を「カスタムURL」と言いますが、これはPC版なら編集画面右側のサイドバー→「編集オプション」に設定セクションがあります。
はてなブロガーの皆さんのURLを拝見すると、カスタムを採り入れている方といない方、半々ずつくらいですかね。
ぼくは必ず「カスタムURL」にして記事を公開しています。というのは……
だからおとといの晩はリライト後、何のためらいもなくカスタムURLを設定。
新しいURLを https://kobone-chaser.hatenablog.com/entry/virus として、23時45分ごろ更新しました。
……ところが、これが大チョンボ。
「幽霊記事」ができちゃった
何がマズかったのかというと、1つの記事に2つのURLができちゃった点。
そして最初スマホで上げたほうのURL(/entry/2020/01/16/新型コロナウィルス……)は
「アドレスはあるけど、記事はない」
という"幽霊状態"になってしまったんです。
これで困ったことは2点ありました。
①読者の方々の「リンク先」がない
21時にスマホ版を投稿した時点で、わが『小骨チェーサー』に読者登録してくださっている方々には、メールなどによって、元々のアドレス(旧URL)が通知されたはず。
このリンクを、新URLが作られた23時45分以降にクリックすると
Entry is not found.
お探しの記事は見つかりませんでした。
という、冷た~い文字を読まされることになったと予想します。
せっかく記事を読みに来てくださった皆さんを「迷子」にしてしまいました。
ほんと、失礼な話です。
②それまでのブックマークとはてなスターが消滅
最初のスマホ投稿から更新まで、約2時間45分。
この間、何人もの方が読みに来られ、ブックマークしたりはてなスターを付けたりしてくださいました。
ああ、それが……全部消えちゃった!
※はてなブログ画面、上のほうのバーにある「あなたへのお知らせ」に残った記録から
カケハシさん(はてなブログトップページの常連「あれこれライフ」の筆者)カケハシさんのプロフィール - はてな や芹沢さん(毎日前向きな気持ちになれる「1日1分ポジティブシンキング」の筆者)http://profile.hatena.ne.jp/serizawa-yoshiki/ 、さらにsehanakusoさんがブックマークしてくださったのは確認できました。
一方はてなスターを付けてくださったのは、keikakusei9さん、nanimositeinaiさん、hongyokaさんまでは判明しましたが、それ以外の方が残念ながら不明です。
ブックマークやスター付けをしてくださった皆さん
本当に申し訳ありません。
このことが今回の1件の中で、もっとも心苦しく思っています。
リカバリーは何をすれば良い?
ともあれ、このまま新旧2つの記事を宙ぶらりんにしておくわけにはいきません。
ググってみると、過去同じ失敗をされた方が何人かいらしたので、それらを参考に3つの作業をしました。
その1 旧URLから新URLへのリダイレクトを設定
はてなブログでは「301リダイレクト」なるものが使えません。そのため「javascript」とかいうもので自動転送させるといいそうです
(本当に申し訳ありませんが、ITに不案内なぼくには、上記2行の意味がぜんっぜんわかりません)。
そのJavascriptでの転送なんですが、いろいろなページの方法を試した結果、ぼくの場合はこちらで紹介されていた方法でうまくいきました。
手順だけご説明すると
①上のリンクに飛び、ページ内の⇓のソースコードをコピー
②コピーしたものを、
ダッシュボード→設定→詳細設定→検索エンジン最適化→headに要素を追加
に貼り付ける
これで、旧URLの画面がこうなりました。
そして、本当に自動転送してくれるようになりました。
その2 Googleに、旧URLへ案内することがないよう手続きをする
ウェブ上に新旧2つのURLが残っているということは、誰かがググったとき、古いほうにたどり着いてしまうことも考えられます(旧URLのほうが長くウェブ上にあるため、むしろ検索結果の上位に表示される可能性が高い)。
だからGoogleに、「旧URLのこのページはもう存在しないから、ご案内しないで」とお願いする必要があります。要はGoogleのカバー範囲から、旧URLを外すわけです。
この手続きは意外と簡単で、ぼくは⇓を利用しました。
https://www.google.com/webmasters/tools/removals
こんなページです。
このページ下部の窓に削除したいURLをコピペして、その右側の「削除をリクエスト」をクリックするだけ。
すると、しばらくして……
こんな表示が出てきたので、「削除をリクエスト」をクリック。
これでGoogleの検索結果に旧URLが出てこないようになります。
ただし反映されるまでには、それなりの時間を要するようです。
ぼくが設定したときは、5~6時間後でもまだ、Google検索すると旧URLが出てきました(すぐにリダイレクトされましたが)。
その3 読者の方々に再度通知
せっかくですから当ブログに登録してくださっている読者の方々に、新しいURLをお伝えしたいと考えました。
ただしはてなブログのシステムでは、リライト後「更新する」をクリックしても、読者に更新の通知がされることはありません。
こういうときは「下書きに戻す」の機能を使います。
いったんネット上から取り下げ、改めて公開し直す。
こうすると読者の皆さんに、再び通知されます。
まとめ……一度公開したら、絶対にURLは変更しない!
ということで、手探りしながら見つけたリカバリー、何をしたのかおさらいすると
- 旧URLから新URLにリダイレクトさせる
- 旧URLをGoogleのコンテンツから削除
- いったん下書きに戻して読者に再通知
ご参考になりましたでしょうか。
でももっとも大事なのは、↑のようなことをしなくてすむよう
どうせカスタムURLにするなら、最初からしておく
これに尽きますね。
皆さんは絶対に間違えないよう、お気を付けください。
次回の『小骨チェーサー』も、ぜひお読みいただければと思います。