撮ったビデオを見やすく…ウインドウズ10のアプリ「フォト」でお金かけずに編集
ウインドウズ10に付いている「フォト」というアプリで、ビデオを編集してみました。
やってみると、それほど難しくありません。
ただノウハウをググると、動画での解説が多い。動画を見ながら動画を編集するのは、けっこうやりにくいですよね。
そこで、あえてテキストベースでご説明します。
大前提
始めに大事なこと。
「フォト」ってアプリ、複数のクリップ(昔で言う「VTR」とほぼ同義語です。今は「ビデオテープレコーダー」なんてありませんものね)を1本にするとか、NG箇所を抜くぐらいのことは、お茶の子さいさい。
でも、1分間に8カットも10カットもあるような、テレビ番組並みの編集をするのには、やろうと思えばできますが、向きません。
その程度の簡易的なものと割り切って使いましょう。
見せたいクリップを選択
パソコン内の動画が保存されているフォルダから、編集したいクリップを選んで右クリック。
「プログラムから選ぶ」→「フォト」をクリック。
開いたら、右上の「編集と作成」→「テキスト入りビデオの作成」
こうなって……
こうなるので、何か名付けてください(スキップすることもできます)。
すると、さっき選んだクリップが、編集に向けてスタンバイしている状態。
ちなみに、再生ボタンをクリックするとこの動画が見られますよ。
クリップの追加+順番入れ替え
左上の「+追加」をクリック。
さらにクリップを増やせます。
追加したいものを選んで、右下の「開く」をクリック。
こうなって……
選んだ2つのクリップがスタンバイ。
これを「ストーリーボードに配置する」(クリック)ことで……
3つのクリップが1本になった、長い動画ができあがります。
クリップの順序を入れ替えるには、クリック&ドラッグすることで可能。
NG箇所の削除
ビデオの中で不要な部分は、削除することもできます。
ただしクリップの冒頭か、終わりの箇所だけしかカットできないようです。
削除したい部分が含まれているクリップを選び、「トリミング」をクリック。
こんな画面が立ち上がります。
下のピンク色のラインが、クリップ全体を表しています。
ピンクの〇をクリック&ドラッグして、該当箇所を探します。
「この部分より後ろはいらない」という場所を決めたら……
下側のディバイダーを、やはりクリック&ドラッグして移動し、「完了」をクリック。
左右のディバイダーに挟まれた部分だけが残ります。
問題は、クリップの途中にNG箇所があるとき。
そんな場合は、クリップを「分割」します。
NG箇所のところまで、例のピンクの〇を持っていき、右下の「完了」
ご覧の通り、2番目のクリップが2つに分割されました。
このうち、後ろ側のクリップの冒頭部分が削除したい箇所のはず。そこで、先ほどの要領でトリミングをします。
その他、画面の加工や速度の変更などもできますので、いろいろ試してみてください。
「フォト」の編集法第2弾、「字幕を付けるには」はこちら。 kobone-chaser.hatenablog.com
当『小骨チェーサー』は、この手のノウハウ解説をテーマとしたブログじゃないんですが、「フォト」での編集法をわかりやすく説明しているサイトが見当たらなかったので、人助けの意味も込めて、今回はお届けしました。