単身赴任から生まれた、究極の“手抜きマカロニ料理”とは?
最近当ブログ『小骨チェーサー』の読者になってくださった『bar』さんは、単身赴任中の(たぶん)男性。彼のブログを読んでいると
(リンクを貼らせていただきました)
ぼくも単身赴任をしていたころの日々を思い出します。
そんな生活の中で生み出した「究極の手抜き料理」を、今回はご紹介しましょう。
すみません、料理は不得意です
ヘンに期待されると良くないので最初にお断りしておきますが、ぼくは料理が
メチャクチャ苦手
です。
独り暮らしを始めた学生時代に、仕方なくチャレンジもしましたが、自分の作ったものが、もうホントにマズくてマズくて……でも貧乏学生の身、残して捨てるなんてもったいなくてできず、涙を流しながら飲み込んでいました。
社会人になってからも独身時代は、朝ヌキ、昼外食、夜外食の毎日が10年以上。
そのままではお金も健康もヤバかったところですが、まあなんとか結婚。1日に1食は家族と食べるようになりました。
そんなところへ降ってわいた転勤話。行き先はニューヨークです。
子どもが小さかったこともあり、単身赴任することになりました。
海外勤務はもちろんうれしかったし、やりがいもあったのですが、困ったのはとにかく食べ物。ニューヨークに限らずアメリカは、外食すると高くつきます(その上チップもありますし)。
かといってファストフードも良くない。
あれをアメリカで食べ続けると、見るからに不健康な太り方をします。
「しょうがない。自分で作るか」
しぶしぶ決意したのでした。
マカロニがあったぞ!
前置きが長くなりましたが、ここからがいよいよ『男の料理』の話。
自炊するとは言っても、なにせ壊滅的な料理ベタ。
じゃあスーパーのデリカテッセンコーナーで何か、と思っても、そこに並んでいるのはサンドイッチばかり(ただし種類だけはいっぱいある)。
あてどなく店内を彷徨うぼくの目に留まったのは
マカロニ
でした。これなら日本でもお馴染みだぞ。
さっそく買って帰り、
「マカロニ 簡単 レシピ」
みたいなキーワードでググります。 検索結果の中でこのとき、「おおっ」と思ったのが
塩胡椒する
かくして、これを自分なりに発展させて生み出したお手軽レシピがこれだ!(って言うほど立派なものじゃないけど)
- 鍋にお湯を沸かす
- マカロニを適量入れる
- ミックスベジタブルなど、冷凍野菜を入れる
- 卵を入れる
- すべてを一緒くたに茹でる
- 茹で上がったら、マカロニと野菜に塩胡椒をする
どうです、これ?
炭水化物とタンパク質(ゆで卵)と野菜を、ちゃんとカバーしているんですよ。
あとばなし
意外だったのは、帰任後、家族にこの『塩胡椒マカロニ』を作ってみせたら好評だったこと。シンプルなのが良かったかな。
まだ幼くて素直だった我が子が、尊敬のまなざしを向けてくれたのを覚えています。
ところでさっき、この記事を書きながら、以前と似たようなキーワードでググってみました。
でも今は『塩胡椒』って調理法、検索結果の上位のほうには見当たりませんね。
その代わり目に付くのが、『クックパッド』のレシピの数々。
いやあ、便利な時代になってきたもんだ。
単身赴任中の皆さん、応援していますよ。