小骨チェーサー

世の中を斜めから、でも前向きな目線で見るブログ

0032-069-0**から届いた謎のSMSを「怪しくなさそう」と確認した手段

スマホを使っていると、まあ次から次へと来ますよね、怪しげなメッセージ。

今週届いた謎のSMSは、“0032”で始まる番号からてした。

f:id:Kobone:20191115102020j:plain

 

いろいろ調べてみて出した結論は、

「見た目はスパムだけど、実は怪しくない」

 

同じ現象に遭われている方もどうやら多いようなので、情報共有の意味も込めて書きました。

  

ナゾのメッセージはこれ

まずは問題のSMSをご覧ください。キャリアはワイモバイルです。

f:id:Kobone:20191115100410j:plain

個人情報は消したつもりですが、残っていたら教えてくださいね

送信が『火曜日』となっていますが、情けないことに、気付いたのは木曜日。

ぼくをだまそうとした人がいるとしたら、その辺りからして、送る相手を間違えています。

 

それはさておき、ぼくに心当たりは一切ありません。当然ながら

「ああ、よくあるスパムか」

と思いました。

スマホの使い方にもよるんでしょうが、ぼくの場合、1ヵ月に1度くらいの割合かな、なんだか怪しげなSMSとかLineが届くのは。

 

ただしこのショートメッセージには、どこかのホームページへのリンクが貼られていません。

フィッシングなどにしては、『誘導先』がないんですよね。

そこがヘンと言えばヘン。

 

とりあえず削除することにしましたが、その前に「ま、一応」と思い、電話番号をググってみました。

このSMSを受け取る人はそこそこいるらしく、『質問箱』みたいなサイトにはいくつか問い合わせも寄せられています。たいていは「フィッシングだろうから無視、削除せよ」とアドバイスされていました。

 

一方、電話番号検索サイトによれば、この番号は『ヤフー株式会社』の『SMS認証用番号』となっています。

あれ、怪しげな業者とかではないぞ。

 

そこで一計。別のパソコンから、ヤフージャパンの自分のアカウントへログインしてみることにしました。

現在のヤフーは『2段階認証』になっていて、ログインしようとすると、登録している電話番号宛てに『確認コード』がSMSで届く仕組みになっています。

 

すぐさま、スマホに着信音。

そして……こうなりました。

 

f:id:Kobone:20191115104205j:plain

6桁の確認コードだけが違う、まったく同じ文面が2通。笑いました、

 

誰かが番号を間違えた?

ここでぼくが思い当たった可能性は2つ。

 

その1) ぼくに『なりすまし』しようとしたヤツがいる

 

でも、このセンは薄いでしょうね。

確認コードが届くスマホがぼくの手元にある以上、『犯人』は何もできない

それが防げるからこそ、ヤフーも2段階認証を採用しているわけだし。

 

その2)自分のヤフーアカウントにログインしようとした誰かが間違えて、ぼくのスマホの電話番号、もしくはメールアドレスを打ち込んだ

 

いまのところ、この可能性がいちばん高いかなと思っています。

実際、ヤフージャパンのヘルプページ

www.yahoo-help.jp

 

にも、こう書いてありました。

登録していないのにこのメールが届いた場合は、ほかの方のメールアドレス入力違いにより、お客様あてにメールが誤配された可能性があります。

もしかすると、2段階認証時の入力間違いって、意外に多いのかな?

 

「怪しい」と思っちゃったわけ

もろもろわかってくれば納得ですが、何の前触れもなくあのメッセージが届けば、やはり怪しいと思ってしまっても仕方ありません。

結局、文面がそっけなさ過ぎるんですよね。

「ショート」メッセージだから字数を多くできないのはわかります。だけど、たとえばなぜこのSMSが送られているのか、簡単に記載してあれば誤解は減りそう。

 

あともう1つ、スパムを疑わせた原因が、“0032”という見慣れない数字から始まる電話番号

これについては、改めて研究し、後日書きます。