ご注意!「私はこれで太りました」3要因
「うわっ!誰だ?このデブオヤジは!」
昨晩の風呂上がり、脱衣所の鏡を見ての叫び。
誰だって、そりゃもちろん自分です。
「なんか、太っちゃったよなあ……」
でも30代初めごろまでのぼくは、「スリム」を通り越して「やせっぽち」でした。
それがどうしてこうなったのか。
そこには3つの要因があったと分析しています。
やせたい人も、そして太りたい人も、ぜひ参考にしてください。
あの頃の自分に会えたら……
「若き日の自分にもし会えたら、どんなアドバイスをする?」
ひとたび考え始めると、けっこう時間を要するテーマです。
「▼▼を勉強しておけ。年をとればとるほど、勉強の時間なんか取れないぞ」
という方もいれば
「✖✖クンにコクっておきなさい。将来、ロクな男に巡り会えないわよ」
なんて方もいそう。
ぼくにもいろいろ言ってやりたいことはありますが、そのうちの1つがこれ。
「『太れない』なんて心配しなくていいから、太らないようにしておけ」
ぼくは身長165cmちょっとと小柄です。
で体重は、23歳の時点で48kg。これ、調べてみたらあのローラとあまり変わらない。
へえ、女性モデル並みだったんだ~。
「うらやましい!」と思われるかもしれませんが、それなりに苦労もありました。
高校時代にやっていたサッカーでは、身体を当てられるとまず100%吹っ飛ばされるし、スーツを買えば、いちばん細いサイズでもウエストがだぶだぶ。仕方がないからベルトを使わず、サスペンダーで吊っていました。
「オシャレだね」なんて皮肉を言われましたが、そういうことじゃないんだって!
「ダイエット法は世の中たくさんあるのに、太るノウハウって、なぜあまりないんだろう?」と、ため息をついていたものです。
嗚呼……それからウン十年
さっき体重計に乗ってみたら58kgちょっとでしたが、2~3ヵ月前、マックスのときは62kg超。
数値はそれほどでなくても、ぶっちゃけけっこうメタボ気味な感じ。
「太れないかなあ……」と悩んでいたあのころのぼくは、どこへ消えたんだ!?
3つの"デブ化要因"
自分の人生を振り返ってみると、「明らかにこれで太った」と言える要因が3つあります。ご紹介しましょう。
①タバコをやめた
二十歳のころからずっと吸ってきたタバコを、40代の初めころやめました。
きっかけは、もはや伝説と化しているあの民主党政権が打ち出した政策の1つ、タバコ大増税。1箱当たりの値段が一気に上がりましたからね。
当時メジャーになりつつあった電子タバコで口ざみしさを紛らわせながら、半年くらいかけて「断煙」に成功しました。
すると……お腹がすくんですよ、これが。
タバコって口ざみしさだけでなく、空腹を感じさせない効果もあるんだってことを再認識しました。
とにかく腹ペコは耐えられない。三食以外のつまみ食いが増えます。
あと喫煙には、やはり気分転換、チェンジ・オブ・ペースという大きな効能もあるんですね。
その働きをタバコではなく、食べ物に肩代わりさせたわけで……
そりゃ、体重も増しますよね。
②アメリカの食生活
30代半ば。社会人留学で、カリフォルニア州の地方都市へ。
40代半ば。単身赴任でニューヨークへ。
ぼくには2回、アメリカ暮らしの経験があります。それぞれ1年足らずの期間ながら、ともに体重がドーンと増えました。
以前も書いたことがあるのですが……
ぼくは自炊が苦手で、ついつい外食してしまう。
すると予算の問題や言葉の問題などもあり、どうしてもファストフードですますことが多くなります。
たぶん食材とか使われている脂とかが、日本の規格と違うんでしょうね。アメリカのファストフードは、実感として日本のそれより太りやすい気がします。
そもそも、1個1個がデカいし。
当『小骨チェーサー』の読者には、アメリカ在住の方が少なくとも2人いらっしゃるのですが、お二方、ぜひお気を付けいただければと思います。
そして日本にお住いの方々。アメリカに限らず、海外旅行に出るときはご注意。
「白人の食べ物は一般的に、日本人を太らせる」というのを前提とした食生活をお送りください。
③加齢
子どもの夏休み、旅行なりレジャーなりに出かけると、まあ家族で写真を撮ったりしますよね。
すると「例年だいたい同じ時期の自分」を見比べることができるわけです。
その結果……ある夏を境に、自分がプヨッとしたのがはっきりわかりました。
ぼくの場合、「50」という年齢が1つの節目だったようです。
前の2つと違って、体重には大きな変動はありません。
でも、なんか見た目がね~。
あごの下とか、やはりお腹周りとかがプヨプヨしてきて、かなり「オジサン度」がアップした感じ。
若い世代の皆さんへ
ぼくが太った3つの要因を見てきました。
①断煙と②アメリカ暮らしは個人特有の事情ですが、③加齢となると別。
結局は代謝機能の衰えなどが原因ですから、男女問わずどなたでも、太っちゃう可能性があるわけです。個人差こそあれ。
というわけで若き日の自分、つまり、下の世代の方たちへのアドバイス。
将来訪れる「太るとき」に備え、せめて暴飲暴食は避けましょう
「若き日の自分に会えたら言いたいこと」って、いいですね。
ブログを書く際、テーマが思いつかなかったときに使えますよ。
っていうか、はてなブログの運営の方。お題にいかがですか?
(既にお題になったことがありそうな気もしますが)
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回の『小骨チェーサー』もぜひ読みにいらしてください。